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「Mathematical Basics of Motion and Deformation in Computer Graphics」

Books & Journals 2014.10.30


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書籍「Mathematical Basics of Motion and Deformation in Computer Graphics」が発売されました.
SIGGRAPH Asia2013とSIGGRAPH2014のCourseやCEDEC 2014などで行った講演をより詳しくまとめたものです.

内容紹介

CGで使われる基本的な用語には、オイラー角、クォータニオン、アフィン変換など、もともとの数学的概念とは少し異なる意味あいで使われているものが多数あります.

 この本の目的は、CGにおける変形や運動に関わる基礎的な概念・用語について、それらの実際的な意味と数学的概念の間のギャップを埋めることです.微分幾何学、リー理論などの数学的概念を、CGにおける曲線/曲面の編集、変形、幾何学的なオブジェクトのアニメーションなどと関連づけて解説しながら、数学的概念の深い理解がもたらす実用性を示します.

 本書を通じてCG概念の背後にある数学的な理論を理解することにより、数学的技法の誤解や誤用をさけることができます.また、コンピュータアニメーションの技術開発が、より効率的・効果的なものになるでしょう.経験豊富な開発者や研究者にとっては、本書はキャラクターモデリング、変形、アニメーションに関する数学的概念の包括的ガイドブックとなります.また、CGモデリングやアニメーションを学ぶ学生の皆さんには、数学(微分幾何学とリー理論)への実践的入門書となるでしょう.

著者:安生健一, 落合啓之
ペーバーバック/e-book
定価:$45/$30
ISBN-13:978-1627054454 / 978-1627054447
ISBN-10 :1627054448
総頁数:83ページ
発行・発売:Morgan & Claypool Publishers


CGWORLD 2014 -クリエイティブ カンファレンス- にて講演します

Events 2014.10.16




CGWORLD 2014 -クリエイティブ カンファレンス- にて講演させていただくことになりました.

ド根性映像制作について、このカンファレンスで語りはじめて今年が3年目となりました.今回は映像制作における技術開発の険しい道のりについて語ります.パイプライン、アニメーション、シェーダー、合成、エフェクトなど、OLMデジタルの色々なツールを幅広く紹介しながら、アーティストとR&Dが協力できたときの素晴らしい結果から、様々な苦労話までを語ります.そして、その険しい(そして楽しい)道のりを一緒に冒険していく相棒を募集していますので、R&Dでのアーティストとは何か説明します.ぜひご参加ください!

セッション A-3
+ 日時: 2014年11月23日(日)16:00-17:00
+ タイトル: ド根性映像制作脱出までの険しい道のり ー 相棒 (R&Dアーティスト)募集中 ー
+ 講演者: Marc Salvati (OLM Digital 研究開発部門)


CGWORLD 2014 -クリエイティブ カンファレンス- 概要
 日時- 2014年11月23日(日)13:00-18:30(受付開始12:00) ※交流会は19:00~20:30
 会場- 文京学院大学 本郷キャンパス
 主催- ボーンデジタル/ワークスコーポレーション/文京学院大学コンテンツ多言語知財化センター
 参加費- 無料(要事前登録)

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