研究成果

Research

演出可能な弾性体アニメーション

概要

ゴムまりのように変形する弾性物体のリアルな動きを、パラメータチューニングによる物理シミュレーションで行わず、「この瞬間にこんな形で」といった演出意図に合わせた映像として実現することがこの技術の最終目標です. 今回開発した技術は、ユーザの演出意図に合わせて形状を制御することができる弾性体のアニメーション手法です。キーフレームで指定した形状情報を用いて,物理法則に則った物体の変形アニメーションを実現しています. --- (a) 物理シミュレーションによるアニメーション (b) キーフレームで演出意図に合わせた形状をユーザがマウスのドラッグ操作で指定 (c) (b)で指定したキーフレームに沿ったアニメーション (d) ユーザがマウスのドラッグ操作で軌道を変更したアニメーション

Publication

“Directable Animation of Elastic Objects”,

Ryo Kondo, Takashi Kanai, Ken Anjyo

Proc. ACM SIGGRAPH/ Eurographics Symposium on Computer Animation 2005(SCA2005), pp.127-134, 2005.7